前回の記事で金の値段が高騰している、すなわち万年筆の価格も上がらざるを得ない、と言っておきながら、これを伝えるのもなんですが。加えて、異論・反論を起こしやすいテーマでもあるでもあると思うのですが、敢えて申し上げましょう。万年筆を手にするのなら、金ペン(金ニブ)を持とう、と。ということで、今回は金ペンをテーマに取り上げま...
knowledge
万年筆に関する知識のページ。使い方、ブランド、歴史、雑学などをお届けします。
knowledgeの記事一覧
万年筆の価格上昇が止まらなくなっています。ここ数年でかつての1.5~2倍になってしましました。もともと高級筆記具ではあったのですが、下手をすると、手が出せない高級品になってしまいそうな勢いです。万年筆に何が起こっているのか探ってみました。※本記事にはプロモーションを含みます。 万年筆の価格がここ数年で1.5~2倍に上昇...
旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。本サイト「万年筆のある風景」はこれまでに多くのコンテンツを届けることが出来ました。これも皆様のご支援の賜物と感謝しております。 通常はここで去年の振り返りや今年の目標などを述べるのですが、それではあまり面白くないだろうと...
このごろ、万年筆で書写することがひそかなブームとなっています。万年筆に限らずガラスペンを使う人も多くいて、いろいろなインクを試したいという要望もあるようです。万年筆を使うのにもってこいの書写ですが、実は単に書くことを楽しむことのほかに、文章上達につながる効果があると言われています。では、実際に書写することでどんな効果が...
万年筆は字を上手に書くための道具、あるいは、美しい字を書く人が万年筆を使っている、という声を時折、耳にします。両者は突き詰めればほぼ同じことを言っており、少し角度を変えて見てみると、万年筆を使うからには上手な字を書かなければいけないという一種の使命感というか強迫観念とも言い換えられます。これに対する回答は圧倒的にノーで...
万年筆(まんねんひつ)はとても味わい深い言葉です。長い年月使える「万年」の「筆」。万年筆を表すのにこれ以上の言葉は考えられないと言いますか、卓越したネーミングセンスを感じます。「万年筆」の由来とは何でしょうか。万年筆はどのような経緯で名付けられ、いつごろから定着したのか。少し探ってみたいと思います。 1885年に萬年筆...
少し古い話題になりますが、ドラマ「半沢直樹」で万年筆が重要な道具の一つとして出てきました。ボトルインクから吸引するシーンがあり、万年筆の愛好家としては「おお」と思ったのは言うまでもありません(笑)東京セントラル証券の森山雅弘(賀来賢人)に、半沢直樹(堺雅人)が「万年筆か。随分古いの使ってるじゃないか」というような声をか...
今回は、輸入物の万年筆を一本持ってみたい、という思いを持った場合に、その選び方の基礎となる考えを示しました。基礎も何も気に入ったものを買えばいいだろうという声があるかもしれません。それはまったくその通りなのですが、あまりに数が多いので、なかなか一本に絞り切れないのも事実です。こうしたことを受け、初めに持つにふさわしい輸...
万年筆の試し書きが自由にできる文具店として、ファンの間で知られる東京・蔵前の「カキモリ」に行ってきました。カキモリは浅草にもほど近い場所にあります。周辺は職人の町としての側面も持っており、下町の情緒にあふれていました。店内は万年筆をはじめ、インク、ノート、オリジナルノート用の紙などが置かれており、落ち着きがありながらも...
インクは万年筆を楽しむ上で、重要なアイテムの一つです。近年特に人気を集め、各メーカーからたくさんの色が出されました。今や1000色ほどはあるのではないでしょうか。万年筆ライフをより豊かにするものとしての認知も広まり、たびたび雑誌などで特集されています。今回はこのインクについて、万年筆との関係や種類、選び方など、その楽し...
1
2
著者紹介
お問い合わせなど
最近の投稿
アーカイブ
最近のコメント