knowledge ペリカン・スーベレーンを修理に出して、ペン先を直してもらった話 2024年11月17日 前回、スーベレーンがとても書きやすいという話をしました。私はスーベレーンを2本持っており、一つは赤M600、もう一つは緑M800です。このうち、書きやすいのは赤M600で緑M800はどうも調子が良くない。具体的にはどうも書いても書けない、インクが出ない時と場所があるようなのです。実は以前から気になっていたこともあり、修... fujikawa
brand 改めて感じるペリカン・スーベレーンの価値 2024年9月29日 万年筆は使えば使うほど、その良さがわかってきます。それと同時に万年筆に対する評価も変わってくるのではないか、と思うのです。それまであまり手になじんでいなかった万年筆が思いの他、使いやすくなってきたり、表面的にしかわかっていなかったその万年筆の本当の良さがより具体的にはっきりとわかってきたります。最近、ある万年筆に対する... fujikawa
knowledge 【万年筆の扱い方】メンテナンス時の注意点。絶対してはいけないこと 2024年6月16日 万年筆は、鉛筆やボールペンと比べると、やや手のかかる筆記具です。スピードを求める現代の感覚からはズレているかもしれません。しかし、そこが楽しく、手がかかる分の愛着が芽生えるところとも言えます。もっとも手がかかることの一つとしてメンテナンスが挙げられますが、それほど難しいことをするのではありません。多少、メンテナンスを怠... fujikawa
brand 万年筆、初めに持つべき一本(2024年版) 2024年5月11日 万年筆を使ってみたいけど、どれを選んで良いかわからない、という声をよく聞きます。実際、万年筆は本当に多くの種類があります。たくさんのブランドがあり、色も形もさまざまです。ペン先の種類や太さを選ばなければならないのも、万年筆ならではと言えるでしょう。迷うポイントは多いです。そこで今回、これから万年筆ライフを始めようという... fujikawa
knowledge 万年筆は金のペン先、金ペン(金ニブ)を持とう。 2024年4月7日 前回の記事で金の値段が高騰している、すなわち万年筆の価格も上がらざるを得ない、と言っておきながら、これを伝えるのもなんですが。加えて、異論・反論を起こしやすいテーマでもあるでもあると思うのですが、敢えて申し上げましょう。万年筆を手にするのなら、金ペン(金ニブ)を持とう、と。ということで、今回は金ペンをテーマに取り上げま... fujikawa
knowledge 万年筆の価格が高騰しています。 2024年3月22日 万年筆の価格上昇が止まらなくなっています。ここ数年でかつての1.5~2倍になってしましました。もともと高級筆記具ではあったのですが、下手をすると、手が出せない高級品になってしまいそうな勢いです。万年筆に何が起こっているのか探ってみました。※本記事にはプロモーションを含みます。 万年筆の価格がここ数年で1.5~2倍に上昇... fujikawa
knowledge 新年のあいさつと、2023年の万年筆(業界)の動向予想 2023年1月2日 旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。本サイト「万年筆のある風景」はこれまでに多くのコンテンツを届けることが出来ました。これも皆様のご支援の賜物と感謝しております。 通常はここで去年の振り返りや今年の目標などを述べるのですが、それではあまり面白くないだろうと... fujikawa
knowledge 万年筆で書写。文章上達の効果もあり。お手本・題材は何がいい? 2022年5月11日 このごろ、万年筆で書写することがひそかなブームとなっています。万年筆に限らずガラスペンを使う人も多くいて、いろいろなインクを試したいという要望もあるようです。万年筆を使うのにもってこいの書写ですが、実は単に書くことを楽しむことのほかに、文章上達につながる効果があると言われています。では、実際に書写することでどんな効果が... fujikawa
knowledge 万年筆で字が上手になる? 万年筆は美しい字を書くための道具か 2021年2月20日 万年筆は字を上手に書くための道具、あるいは、美しい字を書く人が万年筆を使っている、という声を時折、耳にします。両者は突き詰めればほぼ同じことを言っており、少し角度を変えて見てみると、万年筆を使うからには上手な字を書かなければいけないという一種の使命感というか強迫観念とも言い換えられます。これに対する回答は圧倒的にノーで... fujikawa
knowledge pickup 「万年筆」という言葉の由来。いつから使われ、定着したのか。 2020年10月20日 万年筆(まんねんひつ)はとても味わい深い言葉です。長い年月使える「万年」の「筆」。万年筆を表すのにこれ以上の言葉は考えられないと言いますか、卓越したネーミングセンスを感じます。「万年筆」の由来とは何でしょうか。万年筆はどのような経緯で名付けられ、いつごろから定着したのか。少し探ってみたいと思います。 1885年に萬年筆... fujikawa