knowledge 万年筆で何を書くか。おすすめの使い道、楽しみ方 2020年4月10日 万年筆を持ったはいいが、使う機会が少ないという声はよくあると思います。確かに、今は書くことそのものをあまりしなくなりました。デスクワークでも使うのはパソコンがもっぱらですし、筆記具にまったく触れなかったという日も少なくないのではないでしょうか。万年筆には見る楽しみもありますし、所有することそのものが一つの喜びではありま... fujikawa
others 【エッセイ】この景色。 2020年4月6日 人間というのはつくづく習慣の動物だと気づかされます。 気づいたら、同じ時間に同じ道を歩いていて、 その景色には、代わり映えがありません。 でも、ちょっとした都合で、 普段はこの町にいないはずの時間に、 同じ道を歩いてみる。 すると、どうでしょう。 全然違うのですね。 人も、息遣いも、声も、違う。 同じ町なのか、というく... fujikawa
brand pickup 【万年筆】モンブラン マイスターシュテュック146 2020年3月28日 今回ご紹介するのは、万年筆の王道中の王道、モンブラン(独)のこれまた定番中の定番、マイスターシュテュックです。モンブランは高級感・知名度という点で、同じく万年筆の王道メーカー、ペリカン(独)、パーカー(英)をもしのぐ存在と言えるのでしょう(優劣はつけがたいですが)。天冠(キャップの一番上)の白のスターマーク(六角形の星... fujikawa
others 【エッセイ】春の陽。 2020年3月19日 日差しが熱を帯びてきたとき、 春が来たなと感じます。 春の日差しは温かい。 そこには確かに熱があって、 体はもちろん、景色までも温めてくれるみたいです。 だからでしょうか、春の景色は柔らかく、 きりりとした表情はないものの、 丸みを帯びた優しさがるように思えてきます。 なんてね。 この歳にもなれば、春だから、といって、... fujikawa
knowledge 万年筆の使い方。字をどう書くかのか。書き方の基本を解説 2020年3月14日 万年筆はボールペンやシャープペンシルとは明らかに構造が異なります。手にした時、どのようにすれば字が書けるのか、本当にインクが出てくるのかと、ちょっと戸惑うかもしれません。インクの入れ方として、メジャーなものは、カートリッジとコンバーター、吸引式がありますが、複雑な作業は求められないので、どうぞご安心を。インクについては... fujikawa
knowledge 中字、細字など、万年筆のペン先(字の太さ)の選び方 2020年3月7日 万年筆を使う際は、必ずペン先を選ぶことになります。 店舗などで購入する際も、 「ペン先はどうしますか」と尋ねられると思います。 これはどういうことかというと、「字の太さ選択してください」 ということであり、つまり、万年筆はペン先によって字の太さが変わるということです。 ボールペンやシャープペンシルも芯の太さが、 0.3... fujikawa
others 【エッセイ】とどめておきたい風景を書く理由 2020年3月1日 知らず知らずのうちに、いい風景と出会う時があります。 それは、風景というよりは、瞬間瞬間の ほんのふとした個人個人の「思い」であることが多いかもしれません。 いつもと同じ道を歩き、同じ景色を見ているはずなのに、 違って見える、違って見えるように感じる。 ちょっとした感動を味わいます。 時にはふと、昔のことを思い出します... fujikawa
knowledge 万年筆の使い方。まずはインクカートリッジを使用するのがベター 2020年2月29日 万年筆に興味を持ち、雑誌などを見ていると、 わりと高い頻度でインク(ボトル)の話を見ると思います。 実際、万年筆の楽しみとインクボトルは切っても切れない関係にあり、 万年筆を使い慣れてくると、 インクボトルがまた違った、新たな楽しみを与えてくれるのに気づくと思います。 何しろ、インクボトルには豊富な種類があります。 メ... fujikawa
others 【エッセイ】冬も夕暮れ。 2020年2月21日 もちろん、早朝(つとめて)もいいのだけれども、 冬の夕暮れもとてもいいです。 なんというのでしょうか、 あの郷愁のある雰囲気がなんとも言えません。 特に住宅街の中を歩くのがいいですね。 少しだけ光が残る景色。家々が映しだされ、 ちょっと冷たい空気に夕飯の匂いがまじると、懐かしさを感じる。 「家に帰らなきゃな」なんて、子... fujikawa
knowledge 万年筆をたくさん使うには「筆写」がお勧め 2020年2月20日 万年筆を持ったら、 なるべくたくさん使ってみたくなるものです。 万年筆は道具ですからね。 たくさん使ったほうが、万年筆としても真の価値を発揮できるのです。 ということで、せっかく万年筆を持ったのだから、 使う機会を増やす方法といいますか、 日常のどういった場面で使えるかを、少し紹介したいと思います。 考えてみたら、万年... fujikawa