others 【エッセイ】万年筆は3度うれしい。 2020年5月15日 万年筆を持つ喜びは、概ね3度訪れる。 1度目は初めてその万年筆を手にした時。 単純に所有の喜びである。 気に入った万年筆を見つけ、購入の意志を固め、 その万年筆を自分のものとした時、気持ちはとても高揚する。 2度目は、その万年筆で字を書いた時。 自分のものとした万年筆を箱から取り出し、 インクをセットして 紙の上にペン... fujikawa
writing pickup 【文章講座】万年筆で「読まれる」文章を書く技術・ノウハウ 2020年5月1日 せっかく万年筆を持ったのだから、文章を書いてみたい、むしろ、書くために万年筆を手にしたのだ、という方も多くいると思います。そこで今回、文章の書き方について、少し解説いたします。これからご紹介するのは、「書けない」という悩みを即自的に解決する、パワフルな作文の技法です。ぜひご活用いただければと思います。 文章は読まれるた... fujikawa
brand 【万年筆】ウォーターマン メトロポリタン エッセンシャル 2020年4月14日 今回ご紹介したいのは、 ウォーターマンの「メトロポリタン」シリーズです。 同シリーズは多様な色彩の万年筆を送り出しており、 私が持っているのは、限定色のパープルです。 限定色とは、製造期間が限定されているカラーのことで、 要するに製造本数が少ない、つまり、希少価値が高いということです。 万年筆は各メーカーとも、限定色や... fujikawa
knowledge 万年筆で何を書くか。おすすめの使い道、楽しみ方 2020年4月10日 万年筆を持ったはいいが、使う機会が少ないという声はよくあると思います。確かに、今は書くことそのものをあまりしなくなりました。デスクワークでも使うのはパソコンがもっぱらですし、筆記具にまったく触れなかったという日も少なくないのではないでしょうか。万年筆には見る楽しみもありますし、所有することそのものが一つの喜びではありま... fujikawa
others 【エッセイ】この景色。 2020年4月6日 人間というのはつくづく習慣の動物だと気づかされます。 気づいたら、同じ時間に同じ道を歩いていて、 その景色には、代わり映えがありません。 でも、ちょっとした都合で、 普段はこの町にいないはずの時間に、 同じ道を歩いてみる。 すると、どうでしょう。 全然違うのですね。 人も、息遣いも、声も、違う。 同じ町なのか、というく... fujikawa
brand pickup 【万年筆】モンブラン マイスターシュテュック146 2020年3月28日 今回ご紹介するのは、万年筆の王道中の王道、モンブラン(独)のこれまた定番中の定番、マイスターシュテュックです。モンブランは高級感・知名度という点で、同じく万年筆の王道メーカー、ペリカン(独)、パーカー(英)をもしのぐ存在と言えるのでしょう(優劣はつけがたいですが)。天冠(キャップの一番上)の白のスターマーク(六角形の星... fujikawa
others 【エッセイ】春の陽。 2020年3月19日 日差しが熱を帯びてきたとき、 春が来たなと感じます。 春の日差しは温かい。 そこには確かに熱があって、 体はもちろん、景色までも温めてくれるみたいです。 だからでしょうか、春の景色は柔らかく、 きりりとした表情はないものの、 丸みを帯びた優しさがるように思えてきます。 なんてね。 この歳にもなれば、春だから、といって、... fujikawa
knowledge 万年筆の使い方。字をどう書くかのか。書き方の基本を解説 2020年3月14日 万年筆はボールペンやシャープペンシルとは明らかに構造が異なります。手にした時、どのようにすれば字が書けるのか、本当にインクが出てくるのかと、ちょっと戸惑うかもしれません。インクの入れ方として、メジャーなものは、カートリッジとコンバーター、吸引式がありますが、複雑な作業は求められないので、どうぞご安心を。インクについては... fujikawa
knowledge 中字、細字など、万年筆のペン先(字の太さ)の選び方 2020年3月7日 万年筆を使う際は、必ずペン先を選ぶことになります。 店舗などで購入する際も、 「ペン先はどうしますか」と尋ねられると思います。 これはどういうことかというと、「字の太さ選択してください」 ということであり、つまり、万年筆はペン先によって字の太さが変わるということです。 ボールペンやシャープペンシルも芯の太さが、 0.3... fujikawa
others 【エッセイ】とどめておきたい風景を書く理由 2020年3月1日 知らず知らずのうちに、いい風景と出会う時があります。 それは、風景というよりは、瞬間瞬間の ほんのふとした個人個人の「思い」であることが多いかもしれません。 いつもと同じ道を歩き、同じ景色を見ているはずなのに、 違って見える、違って見えるように感じる。 ちょっとした感動を味わいます。 時にはふと、昔のことを思い出します... fujikawa