others 【エッセイ】今日も歩く道。 駅から家までの10分弱。 冬の間は、これがとてつもなく長い距離に感じます。 体の芯から冷やされて、のんびりすることなんてできません。 自然と早足になって、跳ねるように歩いていきます。 夜の冬。 そこはとても無表情です。 前を見ても横を見ても色がなく、 静かで、どこまでも広がっていくようで、本当に深い。 もしかしたら、こ... 2020年1月31日 fujikawa
brand 【万年筆】パイロット キャップレス(ディープレッド) 使いやすさという点で、他を圧倒すると思われるのがパイロットコーポレーションの「キャップレス」シリーズです。その名の通り、万年筆なのにふた(キャップ)がないのです!万年筆の先端を指でカチッと押せばペン先が出てくる「ノック式」で、ポケットに差しておけばボールペン感覚で使えます。もちろん、書き味は万年筆そのままですので、ボー... 2020年1月29日 fujikawa
knowledge 1本持てば愛好家。万年筆のファンだと堂々と宣言しましょう! 最近、あらゆる分野で本物のファンだ、にわかファンだ、 ということが言われていますけど、 別にどっちでもいいじゃないか、というのが私の感想でございます。 万年筆もたくさん持ってなければファンじゃないような感覚に陥ってしまいますけど、 1本持っていれば、もう十分でしょう。 私などもセーラーのプロフィット1本しか持っていなか... 2020年1月26日 fujikawa
others 【エッセイ】冬の、曇り空の景色。 曇の日は灰色です。 特に冬の日は、 カラッと晴れた青い空が印象に残っているからでしょうか、 景色に色がないことが、目立ってしまいます。 枯れた木々に枯れた葉っぱ。 コンクリートの建物はもちろん、 人のいる公園までもが寂しく見える。 自然界はなぜこんな色のない色を創りだしたのでしょうね、 なんてね。 冬の、曇り空の景色。... 2020年1月26日 fujikawa
others 【エッセイ】雨に思う 冬の雨はとても厳しい。 身を切るような風がふく中、雨が降る。 手袋なしで傘は持てず、 服も足元も手荷物も、すっかり濡れてしまう。 でも、どうしてか、私は雨をそこまで嫌いになれません。 むしろ、雨に、さまざまな特別な感情を抱いてしまうのです。 これはきっと、雨の多い北陸の地で育ったからでしょうね。 雨の日、さすがの関東も... 2020年1月20日 fujikawa
brand 【万年筆】セーラー万年筆 プロフィットスタンダード セーラーのプロフィットは私が万年筆を使うことになった、きっかけの一本です。思い出も思い入れも深いものがあります。プロフィットは退職に際し、記念として贈られました。私は書く仕事をしているので、筆記具が贈り物として選ばれて、なんだかとてもうれしかったのを覚えています。 ※退職というと、現役引退、みたいな雰囲気が出るのですが... 2020年1月18日 fujikawa
others 【エッセイ】透明な冬 冬の晴れた日は、見晴らしがいい。 なんだか、そんな気がします。 街の中を歩いていると、 遠くの方の景色まで目の中に飛び込んでくるようです。 空気が透き通っているのか、本当によく見えます。 きっと空がカラリと晴れているからでしょう。 真っ青な空。 気持ちまで晴れやかになる空の色です。 日本の冬、というと、雪の映像が流され... 2020年1月12日 fujikawa
knowledge pickup 【万年筆の選び方】最初の一本は国産か輸入品か。妥当な価格帯は 万年筆の最初の一本というのは非常に重要です。 私も最初はいただいたものだったのですが、 それが非常に使いやすくて 以来、万年筆の愛好家になった経緯があります。 それほど重要な一本。 独断で選ぶ基準を紹介したいと思います! オススメするのが、 ・セーラー万年筆、プラチナ万年筆、パイロットコーポレーションの国産メーカー ・... 2020年1月9日 fujikawa
others 【エッセイ】日本の冬は温かい。 どちらかと言うと、内向きな性格ということもあるからでしょうか。 暖房の効いた部屋の中がとても好きです。 冬場は家にダラダラいる姿が様になってとてもありがたいですね。 コタツがなくてだらりと寝転ぶことはできないけど、 空調で暖められた部屋というのも、なんとも、これはこれで。 昼がさり、ぼんやりテレビを眺めていると、 人が... 2020年1月6日 fujikawa
brand 【万年筆】ペリカン スーベレーンM600(赤) さて、今回は、見た目にも美しい一本を紹介したいと思います。ペリカン(ドイツ)のスーベレーンです。ペリカンはこれぞ万年筆を代表するメーカーの一つで、知名度もステータスとしての価値も十分にあります。ファンもとても多く、万年筆といえば、モンブラン(ドイツ)かペリカンか、あるいはパーカーか、というところでしょう。ちょっと詳しい... 2020年1月5日 fujikawa