【万年筆】ペリカン スーベレーンM600(赤)

さて、今回は、見た目にも美しい一本を紹介したいと思います。ペリカン(ドイツ)のスーベレーンです。ペリカンはこれぞ万年筆を代表するメーカーの一つで、知名度もステータスとしての価値も十分にあります。ファンもとても多く、万年筆といえば、モンブラン(ドイツ)かペリカンか、あるいはパーカーか、というところでしょう。ちょっと詳しい人が見れば、「あ、いいもの持ってるな」と気づいてくれます。しかも、ペリカンは価格帯的には、モンブランよりリーズナブルです。モンブランが10万円を超えるものも多いのに比べ、ペリカンは3~7万円台で代表作のスーベレーンを手にできます。それでいて、モンブランと同じように価値があるものと認識されるのです。

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ペリカンと言えば縦じま。

ペリカン スーベレーンM600
内ポケットや筆入れから取り出した時、「いいもの使っているな」とわかってほしい。正直なところ、わかってくれないと、こちらとしても張り合いがありません(笑)その点、スーベレーンは縦じまがアイコンになっています。万年筆やブランドにちょっと詳しい人ならすぐにわかるでしょう。つまり、万年筆に興味を持つような紳士淑女からは、良いものを使っている人と認知されるのです。この点が重要ではないでしょうか。ブランド物の時計をつけるのとちょっと似ています。

とはいえ、とんでもなく高価とまではいかないので、あくまで少しいいもの。そうした少しの違いを演出できるのも万年筆の良さです。

なお、スーベレーンは緑、赤、青、黄、黒(しまなし)があります。このうち、もっともメジャーなのが緑でしょう。また、同じデザインで複数の大きさがあります。小さい種類から順に、M300、400、600、800、1000となっています。男性はM600以上、女性はM400またはM600を使う傾向があるようです。私は赤が好きなので赤を選びました。

実は、私は緑色のスーベレーンも持っています。赤を愛用して、数年後に定番の色も欲しくなったのです。サイズはM800です。丸善の万年筆売り場の方が言うには、あくまで個人的な意見として前置きした上で、「スーベレーンはM800がもっとも美しいフォルム」をしているそうです。「お客様は手が大きいので、600もいいですが、800もいいと思いますよ」ということでした。M800の緑は、後日またご紹介いたします!

 

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