【万年筆を持つ良さ】書いて楽しい、見ているだけでも楽しい

万年筆の良さとしてまず第一に挙げられるのが、書く楽しみです。
鉛筆やボールペンとは違った書き味があるのは間違いありません。
せっかくの機会だからと字の勉強を始める人もいますし、
字の上手い下手はおいておいて、書く機会を求めて書写、
あるいは文章を学ぶ人もいます。
また、最近では多種多様なインクが出ており、
その数は1000種類以上と言われています。
いろいろな色を楽しみ出すと、切りがないと言えるでしょう。
まさに生涯にわたっての楽しみとできるわけです。

さらに、万年筆の楽しみとして大きいのが、見ることだと思います。
万年筆は筆記具ですから、書く道具としての良さが強調されがちですが、
実は見ているだけでも楽しいものです。

この点、車を趣味にするのとどこか似ていると思います。
車が好きな人も、運転するのもさることながら、
ただ眺めているだけでも、内心とてもワクワクしているでしょう。

万年筆の愛好家の中には、見ているだけで楽しいという人もいます。
見るというよりは知るというほうが良いかもしれません。
万年筆の雑誌やカタログに目を通すことを非常に楽しみにしています。
雑誌を読んでいるうちに、自然と知識も深まり、知る楽しみもできる。
良いか良くないかは別にして、収集したい気持ちも生まれるので、
自制するのが大変になることもありますが。。。(笑)

将棋の世界では、将棋を指さず見るだけの「見る将」という人たちがいるのですが、
万年筆の世界にも、同じように「見る筆」がいても良いかもしれませんね。

本サイトでは、私が使用している万年筆を中心に
その魅力をさまざな切り口でお伝えしたいと思います。
同時に、せっかく私の本職がライタですので
「書くこと」にフォーカスし、文章の書き方も紹介します。
ぜひ本サイトを通じ、万年筆や文章の面白さを
より深く知っていただければと思います。

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