knowledge 中字、細字など、万年筆のペン先(字の太さ)の選び方 万年筆を使う際は、必ずペン先を選ぶことになります。 店舗などで購入する際も、 「ペン先はどうしますか」と尋ねられると思います。 これはどういうことかというと、「字の太さ選択してください」 ということであり、つまり、万年筆はペン先によって字の太さが変わるということです。 ボールペンやシャープペンシルも芯の太さが、 0.3... 2020年3月7日 fujikawa
others 【エッセイ】とどめておきたい風景を書く理由 知らず知らずのうちに、いい風景と出会う時があります。 それは、風景というよりは、瞬間瞬間の ほんのふとした個人個人の「思い」であることが多いかもしれません。 いつもと同じ道を歩き、同じ景色を見ているはずなのに、 違って見える、違って見えるように感じる。 ちょっとした感動を味わいます。 時にはふと、昔のことを思い出します... 2020年3月1日 fujikawa
knowledge 万年筆の使い方。まずはインクカートリッジを使用するのがベター 万年筆に興味を持ち、雑誌などを見ていると、 わりと高い頻度でインク(ボトル)の話を見ると思います。 実際、万年筆の楽しみとインクボトルは切っても切れない関係にあり、 万年筆を使い慣れてくると、 インクボトルがまた違った、新たな楽しみを与えてくれるのに気づくと思います。 何しろ、インクボトルには豊富な種類があります。 メ... 2020年2月29日 fujikawa
others 【エッセイ】冬も夕暮れ。 もちろん、早朝(つとめて)もいいのだけれども、 冬の夕暮れもとてもいいです。 なんというのでしょうか、 あの郷愁のある雰囲気がなんとも言えません。 特に住宅街の中を歩くのがいいですね。 少しだけ光が残る景色。家々が映しだされ、 ちょっと冷たい空気に夕飯の匂いがまじると、懐かしさを感じる。 「家に帰らなきゃな」なんて、子... 2020年2月21日 fujikawa
knowledge 万年筆をたくさん使うには「筆写」がお勧め 万年筆を持ったら、 なるべくたくさん使ってみたくなるものです。 万年筆は道具ですからね。 たくさん使ったほうが、万年筆としても真の価値を発揮できるのです。 ということで、せっかく万年筆を持ったのだから、 使う機会を増やす方法といいますか、 日常のどういった場面で使えるかを、少し紹介したいと思います。 考えてみたら、万年... 2020年2月20日 fujikawa
brand 【万年筆】パーカー(PARKER) 5th(5世代) インジェニュイティ 今回ご紹介したいのは、パーカー5thです。パーカーは万年筆を代表するメーカーの一つです。特徴的な矢羽根のクリップがアイコンとなっており、胸元に差しておけば「あ、パーカーだ」と知っている人はすぐにわかります。この点は、モンブラン、ペリカンと似ていますね。 ブランド力も同等に高く、何といっても、2度にわたり、ロイヤルワラン... 2020年2月14日 fujikawa
others 【エッセイ】今日も歩く道。 駅から家までの10分弱。 冬の間は、これがとてつもなく長い距離に感じます。 体の芯から冷やされて、のんびりすることなんてできません。 自然と早足になって、跳ねるように歩いていきます。 夜の冬。 そこはとても無表情です。 前を見ても横を見ても色がなく、 静かで、どこまでも広がっていくようで、本当に深い。 もしかしたら、こ... 2020年1月31日 fujikawa
brand 【万年筆】パイロット キャップレス(ディープレッド) 使いやすさという点で、他を圧倒すると思われるのがパイロットコーポレーションの「キャップレス」シリーズです。その名の通り、万年筆なのにふた(キャップ)がないのです!万年筆の先端を指でカチッと押せばペン先が出てくる「ノック式」で、ポケットに差しておけばボールペン感覚で使えます。もちろん、書き味は万年筆そのままですので、ボー... 2020年1月29日 fujikawa
knowledge 1本持てば愛好家。万年筆のファンだと堂々と宣言しましょう! 最近、あらゆる分野で本物のファンだ、にわかファンだ、 ということが言われていますけど、 別にどっちでもいいじゃないか、というのが私の感想でございます。 万年筆もたくさん持ってなければファンじゃないような感覚に陥ってしまいますけど、 1本持っていれば、もう十分でしょう。 私などもセーラーのプロフィット1本しか持っていなか... 2020年1月26日 fujikawa
others 【エッセイ】冬の、曇り空の景色。 曇の日は灰色です。 特に冬の日は、 カラッと晴れた青い空が印象に残っているからでしょうか、 景色に色がないことが、目立ってしまいます。 枯れた木々に枯れた葉っぱ。 コンクリートの建物はもちろん、 人のいる公園までもが寂しく見える。 自然界はなぜこんな色のない色を創りだしたのでしょうね、 なんてね。 冬の、曇り空の景色。... 2020年1月26日 fujikawa